勉狂廃人 study madness

TOEIC990点目指す勉強日記。現在955点。カップ麺の上のエビが好き

38本目〜そこそこという才能〜新書千本ノック

ホリエモンの本である。この人がどういう人なのか、なんとなく分かった気がする。

この人は「やりたいことあるの?だったら今すぐやってみようよ!」という主張をするが、普通の人はそこに抵抗を感じる。

なぜなら、失敗して状況が今より悪くなるのを恐れるからである。ホリエモンは何でもそこそこ出来てしまう。勉強もそうだし、プログラミングもそうだし、会社の経営も営業もそうだ。彼が会社を大きく出来たのは営業力と経営力をそれなりに高いレベルで両方とも備えていたからである。

また、この本によると、トライアスロンが趣味であるし、食にも凝っていて、お客さんの前で和牛をさばいて見せるらしい。

ホリエモンは自分に出来るくらいなんだからみんなだって出来るよ!と簡単に言ってしまっているように思うが、そうはいかないのが一般の人である。

おそらく多くの人たちが、一生勉強しても東大には入れないと思っているだろうし、営業畑一筋に生きてきても、ホリエモンがやったほど仕事は取ってこれないかもしれない。トライアスロンをやろうと走り始めれば、醤油をうす塩に変えるより先に足を痛めてウォーキングすら出来なくなるのがオチである。

ホリエモンは何でもそこそこ出来てしまい、そしてそこそこで終わるという非常に素晴らしい才能を持っているのだ。

これはそこそこで終わるということが肝心で、才能があり過ぎると逆にダメなのである。ホリエモンは東大に入学しているけど中退。体格は中肉中背でややポッチャリ目。顔は美男子ではないが不細工でもない。声も特別な特徴がない。見た目から感じる印象では、一般人に一番受け入れられやすいと言える。格好いい方がモテると一般的に思われているだろうが、実際にはそうではない。人間は自分に近いものを好きになる傾向があるのだ。だからイケメンはイケメン同士で友達になることが多いし、美女は美女同士で友達になることが多い。似たような人生を歩んできているために、共感要素も多いのだ。おそらく日本人の大多数を占めるであろう、どちらでもない普通の容姿の持ち主達には、いかにホリエモンが東大に入ってようと社長であろうと大金持ちであろうと、イケメンよりも受け入れられやすいのだ。

これが松坂桃李の姿形をしていれば、注目を浴び過ぎてしまって迂闊なことは出来なくなるし、大谷翔平のような運動能力を持っていれば趣味のトライアスロンも趣味でいられなくなるだろう。いずれにせよ、才能があり過ぎると今のホリエモンはないだろう。

だからこそ、ホリエモンは自分に出来るくらいなんだからみんなだって出来るよというのかもしれないが、一般人からしたら手の届かない才能であることも確かである。

何だかネガティヴになってしまったが、勇気を貰おうと思ってこの本を読んだ。背中を後押ししてくれるような内容もいっぱいなので、参考に出来るところは参考にしたい。

Anyway,let's improve!