勉狂廃人 study madness

TOEIC990点目指す勉強日記。現在955点。カップ麺の上のエビが好き

46本目〜影画薄胃首相?〜新書千本ノック


バイキングだったかなぁ?違っていたらごめんなさい🙏
海部元首相の名前が出てこなくて、影が薄い首相だなぁだなんてジョークにしていたのを見たことがあるけど。

でも海部首相のときに湾岸戦争ベルリンの壁崩壊もソビエト連邦崩壊もあったし、昭和から平成に変わったし、小選挙区導入も衆参ねじれもあって、メチャクチャ重要なときに日本の首相だった人であるハズであり、笑い話ではない。

総理大臣なんて日本で1番有名な人ではないかと思っていたのだが、人の記憶なんてそんなもんかということかもしれない。一時、日本中から注目されても、30年も経たない内に忘れられてしまうのだなと。


この本は海部元首相の回顧録である。この手の本はどこまで本当なのかわからないのだけど、自民党を離れた経験のある人だけあってか、随分と赤裸々に語っているように思える。もっと読まれていてもいい本なのになと思ったが、あまりに正直過ぎるのが逆に政治家のイメージにそぐわなくて人気がないのかもしれない。

実際、政治家がやっていることを僕等はそんなによく理解していないのだなと思う。海部首相に対しては、歴代総理大臣の中でも安定した治世を築いた人だったし、信頼のおける政治家だったと思う。新進党の党首になったときは残念に思った記憶がある。

この本を読むと、彼がものすごく真っ直ぐで情熱の人であることがわかる。政治家という人達はこういう感じで思い立ったら真っ直ぐブルドーザーのように進んでいく人達なのかもしれない。

随所に漢文からの引用があり、漢文の教養が骨身に染みていることを伺わせる。これは海部さんだけではなく、昭和の他の政治家の人達にも共通して言えることだ。

ますらおぶりという言葉にもあるように、漢文はマスキュリンな価値観であり、日本では特に男性の教養とされてきた。

以前のブログ記事でも触れたが、漢文の素養を持った人達が明治維新を成し遂げ、明治の急速な近代化をリードした。やはり漢文の素養を身に付けることには何らかの意味があるのだろう。

漢文に対する学習欲を改めて強くした次第ゼァ!

烈、院布流鵜無!