勉狂廃人 study madness

TOEIC990点目指す勉強日記。現在955点。カップ麺の上のエビが好き

49本目〜イブン・カヲシッルーダ〜新書千本ノック


女性の著者が描く、知られざるイスラム社会である。

意外だったけど、イスラム社会では割と女性の地位が高くて元気なようだ。女性専用の銀行とか、いろいろとあるらしい。ウーマンリブなどしなくとも、元々女性が活躍しているようである。悪いイメージがあるのは、一部の原理主義者達のせいなのだろう。

いろいろと戒律があって厳しく、やっぱりこれはメンドくさいよなと思いながら読み進めていったが、イスラム社会は世知辛い日本の社会と違って、生活の至るところに癒しが存在している世の中のようである。

こういうのもいいなぁ〜と、正直思う。

それはおそらく、俺が日本の社会に対して居心地の悪さを感じているからであって、もし俺が日本の社会にドップリと浸かって日本的な価値観で大成功を収めていてジャパニーズマネーをザックザクと持っている人だったら、こういうことは思わないだろうなと思う。

その場合は、イスラム社会について知っても、ふ〜ん、イスラム?暑い、遅れてる、何あのカッコ、ダサい。う〜〜、マック食いてぇ、、、・・・とか思って終わりかもしれない。

でも俺はこういうのもいいなぁ〜と思う。

仕事や恋愛に重きを置いていない世界。お金儲けに重きを置いていない世界。精神的なものが中心にある世界。

同じキリスト教国といっても、ポルトガルとスペインは一緒の国になったりしない。でもシリアとエジプトは一緒になったことがあったという。国民国家よりもイスラームであることに一体感を見い出す人々。

ゆったりしていて、世知辛くなくて、心にゆとりがある。人間は弱いものだという前提に立っているからか、むしろ他人に優しい。日本だと、弱いのはその人の責任であって、うっかり人前で弱音を吐いたりすると、すぐに前向きでないとか、もっと頑張れとか、そういうヤカラがゴマンといる。

人に弱みを見せてはいけない社会なのだ。

まあ、これはアメリカ人と話したときもだいたい同じ反応なのだけど。

意外とイスラムは寛容な社会のようである。そして俺は日本で生きている。日本に馴染めない俺が日本で生きていくために異文化を知る。ヒントを探している。もっとcomfortableに生きられるように。

Yes,improve!